
毛利です。
FireDACにはDB側とTFDConnection間のやりとりをしている内容をLOGとして保存する機能がありますのでご紹介します。
まずTFDConnection, TFDQuery, TDataSource, TDBGridを使いクエリーをグリッド表示します。
今回 TFDConnectionの接続先はInterBaseです。
コードは1行もありません。全てコンポーネントのプロパティ設定のみです。
TFDConnection, TFDQuery, TDataSource, TDBGridの4つコンポーネントを配置後
FDConnection1コンポーネントをダブルクリックし接続設定します。
その後上の図のようにコンポーネントの設定をします。
FDQuery1.Connection に FDConnection1、DataSource1.DataSet に FDQuery1、DBGrid1.DataSource に DataSource1を
設定します。
FDConnection1のConnectedプロパティをtrueにし、
FDQuery1のActiveプロパティをtrueにするとデザイン画面上でグリッドにDBのクエリーの内容が表示されました。
フォーム上にTFDMoniFlatFileClientLinkコンポーネントを配置します。
FDMoniFlatFileClientLink1.FileNameプロパティにFireDACのログを吐き出す場所+ファイル名を設定します。
Tracingプロパティはtrueにします。
最後にFDConnection1の接続を、再度呼び出しダイアログ内の項目MonitorByをFlatFileに設定します。
コードで書くと下記のようになります。
/// FDConnection1.Params.MonitorBy := mbFlatFile
最後に実行して「×」終了すると
このようにFireDAC MonitorBy=FlatFile
FireDAC produced following application trace files:ファイル名
TFDConnectionとDB間のやりとりがテキストファイルとして保存できます。
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